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柴犬のトイレトレーニングは家族になるはじめの一歩!
柴犬を家族に迎えたとき、最初に教えなければならないのがトイレの仕方でしょう。
人との生活で守らなければならない大切なマナーですから、子犬の時にしっかり覚えさせる必要があります。
日本犬である柴犬は、原種であるオオカミの習性を強く残していますので、 成犬になるとテリトリー内(室内)での排泄を嫌がる傾向があります。
柴犬のトイレトレーニングに失敗しないためのポイントをまとめてみました。
柴犬にはトイレを設置する場所が重要!
犬のトイレはサークル内に寝床とトイレトレーを並べて置くことが一般的です。
柴犬には自分の存在を敵に知られないために、自分の寝床近くでは排泄をしないという習性が残っています。
そのため柴犬の場合、寝床とトイレトレーは出来るだけ遠くに離して設置する必要があります。
トイレは寝床から離れた壁際や洗面所の隅など子犬が落ち着いてできる場所に設置してやりましょう。
子犬はニオイと場所でトイレを覚えますので、一度決めたトイレの場所は動かさないようにします。
柴犬の成長に応じてトイレのサイズも広げていきましょう。
トイレはタイミング! 排泄のサインを見逃さないで
子犬はご飯を食べた後や、遊んだ後、寝起きなどに排泄をします。
排泄の前には床をクンクン嗅ぎだしたり、くるくる回ったりする独特な仕草を見せるので、そのタイミングを見逃さずにトイレの場所に連れていきましょう。
子犬の場合は短時間で排泄する傾向がありますので、兆候がなくてもこまめにトイレに連れていくと早く覚えるようになります。
言葉かけして、たっぷりほめる、がトイレ成功のコツ!
トイレの場所まで誘導したら、「シッコ・シッコ」や「ウンチ」「シーシー」などの言葉かけをしながら排泄させます。
声かけの言葉は必ずひとつの言葉に決めてトイレと言葉を結びつけて覚えさせましょう。
排泄が成功したらおもいっきりほめてあげます。
匂い付けのために汚れたトイレシーツを残しておくという方法がありますが、柴犬はとても綺麗好きな犬なので汚れたところでは排泄したがりません。
シーツは排泄のたびに取り替えましょう。
トイレの失敗を叱るのは絶対にNG!
我が家の柴犬がトイレに失敗したらどうしますか? その場ですぐに叱る。
失敗した場所に鼻をつけて分からせる。
叱りながらトイレの場所に連れて行き教える。
どれも効果がありそうですが、柴犬にとってはどれも有効ではありません。
飼い主はトイレの場所を間違ったことを叱ったつもりでいますが、柴犬には失敗したという認識はなく、排泄したことを叱られたと思い込むのです。
叱られないために隠れてするようになったり、排泄を我慢してしまったりします。
“トイレの失敗は無言で後始末”これが上手くできるポイントです。
失敗した場所は匂いが残っていますので、同じ場所で失敗しないために、消臭剤などで完全に匂いを取り除いておきましょう。
柴犬が成犬になったら・・・
柴犬は本能的に成犬になると散歩でしか排泄しなくなることが多いといわれています。
天候や体調によって散歩にいけないときや、公衆衛生面からも、成犬になってもトイレは室内でできるようにしておきたいものです。
家で排泄してから散歩にでかける、犬の匂いがついていそうな電柱や草むらには近づけないなど、飼い主が工夫してやることで外での排泄を防ぐことができます。
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